ピクチャーレール とは絵画や写真などの額縁を壁に飾るためのレールのことを言います。
壁に固定されたレールにフックやワイヤーを使って作品を吊るすことができ、位置の調整や入れ替えが簡単に行えるのが特徴です。
・スタイリッシュに飾り付けをしたい
・壁に穴をたくさん開けたくない
こんな人にオススメなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
まず、ピクチャーレールの基礎知識として、どの様なタイプがあるのか解説していきますので参考にしてみて下さい。
※ピクチャーレールには先付け(埋め込み)と後付けがある
ピクチャーレール の取り付け方法には
・先付け(埋め込み)
・後付け
の2種類があります。 以下で簡単にご紹介していきます。
・先付け(埋め込み)
住宅の内装工事が終わる前や、リフォーム前にレールを取り付ける方法
壁の中にレールの大部分が埋め込まれる形になり、見た目がスッキリして耐荷重も上がる。
・後付け
既存住宅の壁や天井にレール を取り付ける方法
先付けと比べるとレールが目立つが、家を新築する予定がない人でも取り付けが可能。
壁からレールが突き出る形になる為、先付けより耐荷重が下がる。
ピクチャーレール の先付けと後付けでは施工方式や見た目、強度などに差があります。
ただ、先付けは家を新築・リフォームするタイミングで埋め込みを依頼をする必要があるので、
すぐには無理という方も多いでしょう。
そこで、以下ではピクチャーレール を後付けしたい方に向けて、選び方・取り付け方・活用法などをご紹介していきます。
ピクチャーレール を選ぶ際には以下の点に注意して選ぶと良いでしょう
1.耐荷重
ピクチャーレール の耐荷重は重要です。
壁に取り付ける前に、設置する予定の絵や額縁の重さを確認し、それらに耐えられるレールを選びましょう。
一般的に家庭内で使うのであれば耐荷重8〜15キロ、重量感のある絵画などを多めに飾りたい場合は20キロ以上が良いです。
2.材質
ピクチャーレール は様々な材質で作られています。
アルミニウムやスチールなどの金属製が一般的ですが、耐久性やデザインに応じて木製のものもあります。
壁と一体化させたいなら壁紙に近い色を、レール自体をインテリアとして活かしたいのであれば
木目調やメタル素材の目立つものを選ぶと良いでしょう。
3.取り付ける場所
ピクチャーレール は天井に取り付けるタイプと壁に取り付けるタイプあります。
レールが目立たない様に付けたい場合は「天井付け」、
飾るものを含めレール自体をインテリアの一部として使う場合は「壁付け」
など、使用する場所や設置方法に合わせて選ぶと良いです。
天井付け
壁付け
ピクチャーレール は想像よりも難しいので少し注意が必要です。
壁の石膏ボードに穴を開けて飾りを付けるのは簡単ですが、ピクチャーレール の場合は更に深く壁の下地(木の部分)に
レール 本体のビスを打たなければなりません。
これは天井に取り付ける場合も同様です。
石膏ボードだけに取り付けてしまうと、重たい絵画などの場合に石膏ボードごと剥がれ落ちてしまう危険性があります。
そのため、壁の中にある下地にまでしっかり取り付けられる自信がなければ、迷わずに業者さんへ依頼しましょう。
一般的にピクチャーレールは絵を飾ることに用いられる事が多いのですが、以下のようなさまざまなものをディスプレイし、
室内のインテリアや空間づくりに役立てることができます。
他にもアイデア次第でさまざまなアイテムをディスプレイできますので
個性的かつおしゃれな空間づくりを目指す方はぜひチャレンジしてみてくださね。