せっかく苦労してお気に入りの家具を見つけたのに搬入ができなかった。。。
サイズが大きすぎた。。。
そんな悲しい思いをしない為に事前にサイズを確認したいものですね。
Photo by kygp
ちょっと面倒ですが大切なことですのでしっかりと確認をしましょう。
ソファを例にご説明していきます。
※戸建てや1階の方はⅡへ進んでください。
まずは第一関門となるエレベーター。
それぞれのサイズを計測しておきましょう。
①エレベーターの入口の幅と高さ
②エレベーターの庫内の寸法(幅・奥行・高さ)
エレベーターの奥行きより家具(ソファ)の幅が長い時、家具(ソファ)は側面を下に立ててエレベーターに乗せます。
A:ソファの高さがエレベーターの扉高さより低ければ難なく乗せることができます。
B:ソファの高さがエレベーターの扉高さより低ければソファを傾けて乗せます。
※STEP.2からSTEP.3にするためには商品の対角線の寸法がエレベーター内の高さより低い必要があります。
エレベーターのサイズが足りない場合には下記の方法もあります。
まずは、玄関扉を開けた時の開口部の寸法を測りましょう。
Ⅱ-ⅰ:ソファの側面を下にして立てた状態で搬入できればOKです。
○(A) ドア枠の高さ > (B) ソファの側面を下にした時の高さ
○(a) ドア枠の幅 > (b)ソファの側面を下にした時の幅
※設置場所のお部屋までにドアなど(b)より狭い場所がないかも確認して下さい。
Ⅱ-ⅱ:(A) ドア枠の高さ < (B) ソファの側面を下にした時の高さの場合、図3の様にソファの背を下にして搬入します。
○(a) ドア枠の幅 > (c) ソファの背を下にした時の幅
Ⅱ-ⅰの時は、設置場所のお部屋までにドアなど(b)より狭い場所がないかを確認して下さい。
Ⅱ-ⅱの時は、廊下がまっすぐか、廊下に曲がりがあるかが重要なポイントになります。以下の図5〜図7を見て下さい。
図5の場合、aやbの寸法が商品の最低寸法(例のソファの場合はソファの背を下にした時の幅)より大きければ問題なく搬入が可能です。
では下の図6や、図7の場合はどうでしょうか?
長さのある家具は横に向けたままでは廊下を曲がり切ることができません。家具(ソファ)は側面を下に立てて運び込みます。
図6・7の廊下を曲がるまでにC地点辺りの天井高さ、商品の対角線の寸法が天井の高さより低くなければ立ち上げられません。
これで、図6・7の場合、aやbの寸法が商品の最低寸法(例のソファの場合はソファの側面を下にした時の幅)より大きければ問題なく搬入が可能です。